【2019年版】Pagesで小説同人誌を作る [雑記・メモ]
注意:この記事は2019年4月に書かれた古い情報です。
こちらの新しい記事「【2023年版】Pagesで小説同人誌を作る」もぜひご覧ください。
Mac OS標準搭載の文書作成ソフト「Pages」で縦書きができるようになったぞー!! ということで、小説同人誌を作るテストをしましたのでご報告。
結論としては、「意外と作れるぞこれ便利じゃん」です。
では、早速小説同人誌の原稿を作ってみましょう。とりあえず、私の好きな文庫本(A6)サイズで今回は作ってみます。
Pagesを立ち上げて、「ファイル」から「新規」を選択します。Pagesには文書作成における様々なテンプレートがありますが、ここでは「基本」の中にある「空白(縦書き)」を選択しましょう。
テンプレートを選んで「選択」ボタンを押すと、新規書類のファイルが生成されます。最初から「タイトル」が見出しスタイルで入っているのはいいですね。
ちなみにぱっと見ではわかりませんが、しっかりヘッダーとフッターも最初の段階で上下に配置されています。これ便利。
しかしこのままでは小説同人誌の原稿としてすぐに使うことはできません。まず、フォントがデフォルトだとゴシック体になっていますし、用紙サイズもA4になっています。
では最初に用紙サイズを「A6」に変更しましょう。ちなみに使用できる用紙サイズは使っているプリンタの設定?に依存するようです。
画面右上にある「書類」タブから「プリンタと用紙サイズ」で用紙サイズをA6にしたら、タブの下の方にある「見開きページ」にチェックを入れます。これだけで、文書が見開きになります。しかも縦書き設定なので、勝手に奇数ベージは左に、そして偶数ページは右に表示されるようになります。
分かってらっしゃる!とここで感動。たまに縦書き対応のワープロソフトでも見開きにすると奇数と偶数の区別ができないやつ、右から詰めて配置しちゃうやつとかあるんですよねー。
次にページの余白です。同じ「書類」タブで、見開きページ設定にすることにより余白を上下・内側・外側で設定できるようになります。余白については実際にテキストを流し込んでアンバイを見ながらやるのが良いと思いますので、ここでは適当に上下と内側を2cm、外側を1cmに設定しました。
次に、テキストの流し込みをします。今回は私がPixivに過去投稿したFallout:New Vegasの二次創作小説「ワッセル・ナイト」(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9140233)の本文を使用します。特に理由はないです。適当。
Pixivの作品ページから本文をコピペしてみたら、どうやらコピーしたテキストをPages内に貼り付けるとフォントスタイルがコピー元と同じものになる?ようです。さっきまでゴシック体だった本文フォントが急に明朝体になっちゃいました。
さて、テキストの流し込みはできましたが、まだこれだけでは色々ヤバいですね。行数や行間の設定、フォントの種類やサイズを考えなければなりません。
心なしか、タイトルもすごくデカい気がします。
という訳でまずはデカすぎるタイトルの調整をします。画面右上、さっき使った「書類」の左側にある「フォーマット」をクリックして設定画面に入りましょう。
するとテキストフォーマットを色々いじれる画面が出てきます。「タイトル」だと文字サイズがデカ過ぎたので、これを「サブタイトル」くらいにしておきます。あとはお好みのフォントを選んで適用。
設定したら、とりあえず「アップデート」をポチッとしておくと吉です。そのままの状態がフォーマットに上書きされますので、今後も同じフォーマットを使うときに便利です。
本文についてはちょっと厄介です。実はPages、ページ設定で行数や文字数を設定できないんです。フィーリングでやるしかないんです。便利だけど、痒いところに手が届かないもどかしさ。
ちなみに、私はこの設定で1ページ17行、1行あたりの文字数が43文字になりました。
(フォントを変えるだけで行間指定をしているにも関わらず行間余白が変わったりするのはなんなんだ)
(ついでにフォントサイズが11ptなんだけどそれもそれでいいのか謎)
さて、ここで問題がひとつ生じました。どうもPagesでは初期設定でページの最後?にカギカッコがくると変な余白が入るようなのです。これをなんとかしましょう。
「フォーマット」の「詳細」タブに移動し、本文を選択した上で「最初の行/最後の行だけを残さない」のチェックを外します。これで、ページのお尻がだいぶマシになりました。まだちょっとヘッダからズレてますけどね。多分、行間余白が入ってちょうどヘッダと揃う感じなんだと思います……。
では次にヘッダとフッタを入れてみましょう。ヘッダやフッタのオブジェクトをクリックすると、すぐに「ページ番号を挿入」というコマンドがポップアップしてきます。とりあえず入れます。
適当にページ数を入れた後に、もう一回ヘッダをクリックして何かしら文章を打つと、それがヘッダとして反映されますので、ヘッダにタイトルを入れたい場合はこの方法で入力しましょう。
ページ数は今回フッタに入れました。そしてテキストのフォーマットを本文と同じものに変更。
そして初期設定のままだとヘッダとフッタは左右で同じもの、同じ位置に表示されてしまいますので、これを左右別々に設定します。
右上の「書類」から「セクション」をクリックし、ヘッダとフッタの設定画面へ。「左右のページで異なる」にチェックを入れましょう。これで左右別々にヘッダやフッタの設定ができます。
だいたいこれで、まぁいい感じのフォーマットになりました。
まだまだ細かい設定や調整が必要ですが、できることとできないことをしっかり把握した上で、今後小説同人誌を作る時はPagesを活用してみようと思います。
Mac OS標準搭載の文書作成ソフト「Pages」で縦書きができるようになったぞー!! ということで、小説同人誌を作るテストをしましたのでご報告。
結論としては、「意外と作れるぞこれ便利じゃん」です。
では、早速小説同人誌の原稿を作ってみましょう。とりあえず、私の好きな文庫本(A6)サイズで今回は作ってみます。
Pagesを立ち上げて、「ファイル」から「新規」を選択します。Pagesには文書作成における様々なテンプレートがありますが、ここでは「基本」の中にある「空白(縦書き)」を選択しましょう。
テンプレートを選んで「選択」ボタンを押すと、新規書類のファイルが生成されます。最初から「タイトル」が見出しスタイルで入っているのはいいですね。
ちなみにぱっと見ではわかりませんが、しっかりヘッダーとフッターも最初の段階で上下に配置されています。これ便利。
しかしこのままでは小説同人誌の原稿としてすぐに使うことはできません。まず、フォントがデフォルトだとゴシック体になっていますし、用紙サイズもA4になっています。
では最初に用紙サイズを「A6」に変更しましょう。ちなみに使用できる用紙サイズは使っているプリンタの設定?に依存するようです。
画面右上にある「書類」タブから「プリンタと用紙サイズ」で用紙サイズをA6にしたら、タブの下の方にある「見開きページ」にチェックを入れます。これだけで、文書が見開きになります。しかも縦書き設定なので、勝手に奇数ベージは左に、そして偶数ページは右に表示されるようになります。
分かってらっしゃる!とここで感動。たまに縦書き対応のワープロソフトでも見開きにすると奇数と偶数の区別ができないやつ、右から詰めて配置しちゃうやつとかあるんですよねー。
次にページの余白です。同じ「書類」タブで、見開きページ設定にすることにより余白を上下・内側・外側で設定できるようになります。余白については実際にテキストを流し込んでアンバイを見ながらやるのが良いと思いますので、ここでは適当に上下と内側を2cm、外側を1cmに設定しました。
次に、テキストの流し込みをします。今回は私がPixivに過去投稿したFallout:New Vegasの二次創作小説「ワッセル・ナイト」(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9140233)の本文を使用します。特に理由はないです。適当。
Pixivの作品ページから本文をコピペしてみたら、どうやらコピーしたテキストをPages内に貼り付けるとフォントスタイルがコピー元と同じものになる?ようです。さっきまでゴシック体だった本文フォントが急に明朝体になっちゃいました。
さて、テキストの流し込みはできましたが、まだこれだけでは色々ヤバいですね。行数や行間の設定、フォントの種類やサイズを考えなければなりません。
心なしか、タイトルもすごくデカい気がします。
という訳でまずはデカすぎるタイトルの調整をします。画面右上、さっき使った「書類」の左側にある「フォーマット」をクリックして設定画面に入りましょう。
するとテキストフォーマットを色々いじれる画面が出てきます。「タイトル」だと文字サイズがデカ過ぎたので、これを「サブタイトル」くらいにしておきます。あとはお好みのフォントを選んで適用。
設定したら、とりあえず「アップデート」をポチッとしておくと吉です。そのままの状態がフォーマットに上書きされますので、今後も同じフォーマットを使うときに便利です。
本文についてはちょっと厄介です。実はPages、ページ設定で行数や文字数を設定できないんです。フィーリングでやるしかないんです。便利だけど、痒いところに手が届かないもどかしさ。
ちなみに、私はこの設定で1ページ17行、1行あたりの文字数が43文字になりました。
(フォントを変えるだけで行間指定をしているにも関わらず行間余白が変わったりするのはなんなんだ)
(ついでにフォントサイズが11ptなんだけどそれもそれでいいのか謎)
さて、ここで問題がひとつ生じました。どうもPagesでは初期設定でページの最後?にカギカッコがくると変な余白が入るようなのです。これをなんとかしましょう。
「フォーマット」の「詳細」タブに移動し、本文を選択した上で「最初の行/最後の行だけを残さない」のチェックを外します。これで、ページのお尻がだいぶマシになりました。まだちょっとヘッダからズレてますけどね。多分、行間余白が入ってちょうどヘッダと揃う感じなんだと思います……。
では次にヘッダとフッタを入れてみましょう。ヘッダやフッタのオブジェクトをクリックすると、すぐに「ページ番号を挿入」というコマンドがポップアップしてきます。とりあえず入れます。
適当にページ数を入れた後に、もう一回ヘッダをクリックして何かしら文章を打つと、それがヘッダとして反映されますので、ヘッダにタイトルを入れたい場合はこの方法で入力しましょう。
ページ数は今回フッタに入れました。そしてテキストのフォーマットを本文と同じものに変更。
そして初期設定のままだとヘッダとフッタは左右で同じもの、同じ位置に表示されてしまいますので、これを左右別々に設定します。
右上の「書類」から「セクション」をクリックし、ヘッダとフッタの設定画面へ。「左右のページで異なる」にチェックを入れましょう。これで左右別々にヘッダやフッタの設定ができます。
だいたいこれで、まぁいい感じのフォーマットになりました。
まだまだ細かい設定や調整が必要ですが、できることとできないことをしっかり把握した上で、今後小説同人誌を作る時はPagesを活用してみようと思います。
2019-04-18 12:20
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